皆さんこんにちは!
ZEALSVPoE兼エンジニアの福本です!
こちらの記事は前編に引き続き、【後編】元ドリコム/現メルカリの白石さんと語る、ZEALSコアテクノロジー対談です。
後編では「ZEALSの文化」や「組織の雰囲気」などを中心にお話させていただきましたので、その対談の模様をお届け致します。
ちなみに、対談の前編記事はこちらになりますので、合わせてお読みください!
ZEALS組織の技術的な強み
「間違いなくNo.1のプロダクトです」
白石:2人が感じるZEALSや『fanp』の技術的な強みとかはどこにあると感じてますか?
小寺:単純に、使ってるプラットフォーム(LINEやMessenger)のAPIへの理解度やカバー率は間違いなくNo.1だと思います。
島田:APIの使用頻度なんかも国内トップクラスですよね、確実に。
小寺:島田さんなんて、何のツールも使わずにFacebook MessengerのJSONをLintできますからね(笑)。Facebook関連で何か問題があったら、一旦島田さんに聞くみたいな。
白石:それはすごい(笑)
パイオニアとして、素早いリリースを
小寺:少し話は逸れるんですけど、まずはちゃんと動くものを素早くリリースしようという意識はポリシーとしてあって
白石:そのポリシーは組織的なもの?
小寺:そうですね。”日本をぶち上げる”と言っているくらいなので、パイオニアとして先行して開発する意識で誰よりも先に検証したい気持ちが強いです。
白石:なるほど。Facebookというグローバルなプラットフォームを使う中で、当然国内No.1で居たいし「日本の開発者が速いスピードで開発している」という。
小寺:島田さんもfanpを開発した当初はMessenger APIを活用したプロダクトを業界最速でリリースしたという部分にすごくこだわりを持っていて。
島田:そうですね。その意識は強く持っています。
白石:自分達のビジネス領域や使った技術のこだわりは強く持っているっていう。
島田:以前は、特に細かいことは考えないで「速ければ速いほど良い」という考えで開発していた部分もありました。ただ最近は最低限の運用ができる状態、後で他の人が引き継いでメンテナンス出来る最低限のラインを見極めて、ちゃんと落とし所を作ってます。
白石:早いけど、その後もちゃんと使える。
島田:バグが発生した場合に色んな人が対応できるとか、後からコードを見れば何となく分かるといったことですね。すごく基本的なことではあるんですけど、そういうことを意識してリリースが出来るのは、ここ最近の良い傾向だと思っています。
どんなチームで開発しているのか?
VisionやValueが浸透している
白石:技術的な話を多く取り上げてきたけど、ZEALSの組織的な強みはどこだと感じてるの?
小寺:ZEALSのVisionに対する共感度がすごく高くて、チーム一丸となって進んでいる感じが強いですね。ベクトルが全員同じ方向を向いているというか。
白石:確かに、社外の僕から見てもVisionからさらにブレイクダウンして、「From ZEAL」「United Will」「Bet on Pardox」と、それぞれ方向付けがちゃんとしている所はすごいなと思ったね。
小寺:そこは、仕事する上ですごくやりやすいなと感じます。
島田:VisonやValueのいいところは、エンジニアとかビジネスとか関係ない部分だと思ってて、だからこそ人間関係でレベルの低い問題が全然ないのではと考えています。
強い成長欲と裁量の大きさがある
白石:なるほどね。チームワークみたいなのはどう?
小寺:チームワークとは少し違うんですけど、成長欲は皆すごく強いですね。
白石:成長をサポートすることはどの程度あるの?
小寺:厳密にはサポートじゃないんですけど、「やりたいという意志」はすごく大切ににしていて。これはよくある議論だと思うんですけど、あくまで仕事なので業務時間中はプロダクトを良くするための技術に挑戦すべきじゃないですか。
白石:それはそうですね。
小寺:もちろん、それは前提としてあります。ただそれ以上に、プロダクトの価値が上がるような何かがあれば、実装してもらって構わないというスタンスで居ます。
白石:なるほど、良いですね。
島田:月並みな言葉なんですけど、裁量はすごく大きいですね。
白石:責任もその分大きいけど、割と任せてもらえるという。
複数言語での開発に挑戦しやすい
島田:僕自身そうだったんですけど、例えば「来月からPythonも書いてくれませんか?」という提案も他のメンバーからあったりします。
白石:それは、Pythonエンジニアでない人に?
島田:そうですね、あくまで提案なんですけど。
白石:まだ大きな会社ではないから、多少は皆で補い合う部分はあるよね。その中で、成長の伸びしろがストレッチする。
小寺:組織的にフラットなので、自分でチャンス作りやすい環境ではありますね。
働くメンバーの思い
多様性のあるエンジニア組織
白石:いい意味で勝手に出来るんだね。メンバーとしてはどういう人達が集まってるの?
小寺:海外出身のグローバルメンバーは多いですね。彼らと仕事をするのは、すごく楽しいですよ。
(※注:ZEALSには、アメリカ出身のエンジニアが2名、タイ出身のエンジニアが1名、韓国出身のデザイナーが1名在籍しています)
白石:英語での会話も、いい意味で必要に迫られてやるようになるよね。連携して開発するから。
島田:そうですね。国籍はほとんど気にしてないです。
白石:年齢はみんなバラバラなんだっけ?
小寺:20代中盤くらいのメンバーが中心で、30前半くらいまでいる感じですね。
島田:他にも経歴とか、異なるバックボーンを持ったエンジニアが多いですね。元セールスのエンジニアとか、未経験でインターンで入ってる子もいれば、逆に他社でエンジニアを経験している人とか。
小寺:あと、女性のエンジニアが2名居るのも珍しいと思います。
どんな思いで開発しているか
白石:多様性はかなりあるかもね。そんな中、皆どんな思い持って働いてるんだろう?
小寺:プロダクトや技術が好きなのはもちろん、プロダクトと事業を成功させたいという思いは間違いなく強いですね。
島田:”日本をぶち上げる”ことを真剣に考えている人ばかりですね。
小寺:ビジネスが今実現しようとしている世界観にワクワクしてくれてる部分は確実にあります。
白石:みんな若いのにすごいなと思うのは、ミーティングでも遠慮なく意見をぶつけ合うことがあるじゃない?
小寺:ありますね(笑)「それってなぜですか?」とツッコむというか。
白石:馴れ合ってダラダラやってる感じじゃないのは、今っぽくなくてすごく良いよね。
島田:確かに。中にいるとわからないですが(笑)
小寺:一見和気あいあいとやってる感じはあるんですけど、その辺りは甘えちゃいけないと思ってます。
白石:なるほど。
島田:それで甘えて環境改善しないのは良くないですからね。日々皆が最高に働きやすい環境でいることを心がけています。
白石:表面的な働きやすさじゃなくて、本質的に仕事しやすい環境を作っていると。そういう部分を妥協せず、組織の成長にみんなで取り組んで行くのはホントにすごいね。これからも応援しています。
島田、小寺:お疲れ様です。ありがとうございました!
白石:ありがとうございました!